手術は一般の歯科治療で用いる局所麻酔を使用します。 術中の痛みはこの局所麻酔で十分抑えることが可能です。術後、麻酔が切れると多少痛みが出てきますが特に強いと言うことはなく、頓服の鎮痛剤で抑えられる程度です。
埋め込むインプラントの本数や、骨の増生法などをした場合など処置によって違いますが、だいたい術後一週間程度腫れた感じが続きます。処方された化膿止め等の薬を飲んでいれば特に問題はありません。時々、手術部位の顔面の皮膚に青黒い内出血のあとが出る事がありますが、これも数日で徐々に消えてくるのでさほど心配はありません。
一般的には、CT検査、術前模型やインプラントを埋める位置を決めるステント製作など、手術〜修復処置を経て噛めるようになるまで、1本当たり30〜50万円位かかるのではないでしょうか。 インプラントの費用は決して安いものではありません。しかし、一定レベル以上の成果をあげるにはある程度の費用がかかってしまうのが現実です。
一定水準以上の技術で手術が行われ、インプラント体と骨がきちんと結合すれば、研究発表では約10年以上と言われてきています。成功率は90%以上で、ほぼ安心して受けられる治療になってきました。 しかし100%でないことも事実ですので理解しておいて下さい。 (失敗の原因としては、術者の技術不足、術後感染、患者様の全身状態の不良、メインテナンス不良、などが考えられます。)
基本的には自分の歯と同じです。 歯ブラシ、フロス、歯間ブラシなどを併用してきれいする事が必要です。インプラントの周りが不潔になると歯肉や骨が炎症を起こし、歯周病と同じようにインプラント体も抜け落ちてしまいます。 これを防ぎインプラントを長持ちさせるには、毎日の家庭でのプラークコントロールと、歯科医院での定期的なメインテナンスが不可欠になります。
現在ではCT撮影などの精密なX線審査なども行えるようになってきた事に加え、骨の再生技術が進み、人工骨や自家骨を用いた骨の増生が可能となってきました。そのためある程度顎の骨が痩せてしまった場合でも、インプラント治療の適応範囲が広がってきました。 諦めずに歯科医に相談してみて下さい。